お父さん会議 [お話]
あるクリスマス前の日曜日の夕食後、シルバニア村のお父さんたちが森の学校に集まって話し合いをしています。
毎年、この時期になると誰がサンタ役をするのか会議を開くのです。
司会進行は学校の先生のマロンイヌのお父さんです。
マロンイヌ「今年のサンタ役を決めたいと思います。サンタ役に選ばれた人は夜、子供が寝てから各家を回ってプレゼントを配ることになります。」
イヌ「はい、今年は私がやりましょう。」
お祭り好きのイヌのお父さんが立候補します。
くるみリス「でも君はおととしやったばかりじゃないか!やはり今年は私がやりましょう。配るのは得意ですしね。」
宅配ピザ屋のくるみリスのお父さんがまたまた立候補です。
クマ「いや、配るのが仕事といえば郵便配達員の私がやるべきでしょう。」
負けずにクマのお父さんも言い出します。
ミケネコ「それよりおもちゃ屋の私が適任かと思うんですが。」
おもちゃ屋さんのミケネコのお父さんもサンタ役がやりたいようです。
サンタ役はかわいい子供の寝顔を見ながらプレゼントを配る仕事、寒い中大変ですがやっぱり夢のある人気の役割なんです。
時々はサンタさんのお礼にクッキーを枕元においてくれてるお家もありますしね。
まだまだサンタ役は決まりそうもありません。
今年のサンタは誰になるのかなぁ。
2006-12-10 18:24
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